当事務所が過去に解決した事例の一部をご紹介いたします。
是非ご参考になさってください。
相手方(妻側)が婚姻費用につき、日本弁護士連合会の提言する新算定基準を用いるべきとして、
月額11万円の支払を求めたのに対し、従来から利用されている算定表に基づくのが妥当であると
主張、反論し、月額7万円と審判で定められた事案。
審判書でも、従来からの算定表に基づいて算定するのが適切、と判示され、
月額4万円下げることに成功しました。
従来からの算定表によらなければ、当方の生活に重大な支障が生じるなど
現実的ではない事を含め、丁寧に反論を行いました。
当方の主張が認められ、依頼者にも安堵いただけました。
不貞の相手方に対し、慰謝料請求訴訟を行った結果、
裁判所の和解案により150万円を一括で支払を受けることとなりました。
提訴から半年で解決に至ることができました。
相手方からは、不貞行為がなかった旨、反論、反証がありましたが、
反論自体に説得力がなく、仮に反論通りの事実があったとしても、不貞行為と両立するため、
不貞行為を否定することにはならない事などを丁寧に主張したところ、
裁判官の心証も、不貞行為はあったというものとなり、これを前提とした和解案の提示を
受けることができました。
判決に至った場合、遅延損害金や弁護士費用(認容額の1割)などが
付されますが、他方で、任意に支払ってくれない場合に、どのように回収するか、という
問題も残ります。
この点、和解の場合で、特に相手方に代理人が就いている場合には、和解後に支払を
スムーズに受けられることが多いです。
私たち、城陽事務所では、姫路市・相生市・豊岡市・加古川市・赤穂市・西脇市・三木市・高砂市・小野市・加西市・宍粟市・加東市・たつの市・多可町・稲美町・播磨町・市川町・福崎町・神河町・太子町・上郡町・佐用町・養父市・ 尼崎市・明石市・西宮市・洲本市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・篠山市・丹波市・南あわじ市・朝来市・淡路市・猪名川町・香美町・新温泉町、神戸市など兵庫県のどちらにお住まいの方でも対応することが可能です。
安心してご相談ください。
妻側は当方に対し、不貞行為等を理由に慰謝料請求100万円を請求したきたところ、
当事者尋問手続を経て、裁判官より、不貞行為の存在は認められず、慰謝料は不発生との心証開示を受け、
その上で、名目的な解決金を設定して和解することで、当方の妻に対する財産分与請求分を
当方の妻に対する養育費支払債務と相殺することとし、一定期間、養育費の支払を
行わずに済む形で終わらせることができました。
不貞行為の不存在について、的確に反論、反証を積み重ね、
尋問でも同様の心証を裁判官から得ることができました。
名目的な解決金を設定し、和解で終結させることで、
本来、相殺することができない養育費についても事実上の相殺処理をすることができます。
また、和解の形をとる事で、離婚訴訟の判決では認められない、子との面会交流についても
取り決めることができました。
当方が婚姻中に、婚姻前に持っていた預金等のほとんどを使っており、
婚姻中の財産としてはめぼしいものがなかったものの、
協議離婚により、一括して解決金として125万円を獲得できた事案。
今後の養育費の支払も含むため、公正証書にすること、
公正証書作成費用も相手方負担とすることにも
応じていただくことができました。
理論的には、財産分与の対象財産がない事となり、相手方からの回収は
難しい側面もありましたが、交渉の結果、早期に公正証書による合意成立に
達することができました。
当方が不貞行為を行ったものの、協議の結果、離婚が成立した事案。
裁判基準程度の慰謝料を支払うことで、離婚を成立させることができました。
協議によりスピーディに離婚が成立できた事案でした。